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ノミ・マダニ対策について

ノミやマダニは、犬猫の皮膚や被毛に寄生します。ノミ・ダニに刺されると痒みやアレルギー性皮膚炎の原因となるだけではなく、ペストや瓜実条虫などの伝染病を引き起こす可能性もあります。

また、マダニは人間にも寄生し、重症熱性血小板減少症候群や日本紅斑熱などを引き起こす原因になることもあります。飼い主様の健康を守るためにも、ペットのノミ・ダニ予防をしっかりと行いましょう。

犬のノミ・マダニ予防対策

犬に寄生するマダニの種類と大きさ

一般的なダニの大きさは、0.5mmにも満たないサイズですが、犬猫に寄生するマダニは2mm~4mmほどの大きさがあります。主に以下のような種類のマダニが犬に寄生します。

  • フタトゲチマダニ
  • キチマダニ
  • ツリガネチマダニ
  • ヤマトマダニ
  • シュルツェマダニ

寄生したマダニは、犬の血を吸うことで体重が100倍以上になり、見た目も大きくなるため肉眼でもはっきりと確認できます。

マダニは繁殖力も強く、1匹のメスが1カ月後には2000匹に増えることもあると言われています。

ノミ・マダニが媒介する犬の病気

ノミやダニが犬に寄生すると以下のような病気を引き起こす恐れがあります。

  • アレルギー性皮膚炎
  • バベシア症
  • 瓜実条虫
  • ライム病
  • 日本紅斑熱
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

これら病気の中には、人間に感染し日本で死亡例もある恐ろしい病気が存在します。

お散歩時に注意!マダニがいる場所

ダニは、草むらで身を潜めて近くに通りかかった動物に飛びついて寄生します。お散歩をするワンちゃんは以下のような場所に注意しましょう。

  • 公園
  • 川辺
  • 山や森

ダニが増える夏場に備えて、毎年4月からノミ・ダニ予防をしましょう。

犬のノミ・ダニ予防薬(駆除薬)の種類と効果

当院では、おやつタイプ(チュアブル)と滴下タイプ(スポット)の予防薬を取扱っております。ワンちゃんへのストレスを考慮し、注射タイプの予防薬は取り扱っておりません。

ノミやマダニの予防だけではなく、フィラリアの予防も同時にできる予防薬のご用意もございます。また、チュアブル(おやつタイプ)と錠剤タイプの飲み薬は、投与後すぐにシャンプーをすることが可能です。

予防薬の種類お薬タイプ対応できる寄生虫
ネクスガードスペクトラおやつノミ・マダニ・フィラリア・内部寄生虫
アドボケートスポットノミ・フィラリア・内部寄生虫
ネクスガードおやつノミ・マダニ
フォートレオンスポットノミ・マダニ

どのタイプのお薬も月に1回接種が必要となるお薬です。おまとめ買いも可能です。

マダニが増殖する夏までにしっかりと予防をしておく必要があります。そのため当院では、ノミ・マダニの予防時期は毎年4月からをお勧めしております。

「ノミ・マダニの予防・駆除をしたい」とお申し付けください。

受付時間:木曜日を除く、10:00から18:30まで

猫のノミ・マダニ予防対策

猫に寄生するノミの繁殖力は非常に強く、1匹のメスが1カ月後には2万匹になるという調査結果もあります。

また、ノミは動物の体表で産卵までを行い、ペットの被毛の中など暖かな場所で生活をします。そのため、季節を問わず予防対策を行うことが必要です。

ノミ・ダニが媒介する猫の病気

  • 猫ヘモプラズマ感染症
  • アレルギー性皮膚炎
  • 瓜実条虫
  • ライム病
  • 日本紅斑熱
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

ノミ・マダニが媒介する病気の中には、人間にも感染し日本で死亡例もある恐ろしい病気が存在します。

家の中でも繁殖!ノミがいる場所

  • 動物の被毛
  • ソファー
  • ベッド
  • カーペット
  • 縁の下

など暗く湿った場所をノミは好みます。猫にノミがついていた場合は、お部屋にも住み着いていることがあります。

猫のノミ・ダニ予防薬(駆除薬)の種類と効果

ノミやマダニの対策と同時にフィラリア予防もできるお薬のご用意もございます。

予防薬の種類お薬タイプ対応できる寄生虫
レボリューションプラススポットフィラリア・ノミ・マダニ・内部寄生虫
アドボケートスポットフィラリア・ノミ・内部寄生虫

いずれの予防薬も月に1回の接種が必要なお薬となります。錠剤タイプ(飲み薬)の場合は、投与後すぐにシャンプーをすることが可能です。

ノミ・ダニ予防のご予約はこちら

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犬猫のノミ・ダニQ&A

マダニの大きさはどのくらいですか?

吸血前後でサイズが異なります。吸血前でも、1㎜~5㎜くらいの大きさで肉眼で確認できます。吸血後は100倍以上の体重になり5㎜~1㎝ほどになります。

犬や猫がマダニに刺されたら、どう対処すればよいですか?

犬や猫の体にマダニを見つけたら、無理に取らずに動物病院へ行きましょう。危険な感染症を媒介する恐れもあります。

冬でもノミ・ダニは発生しますか?

ノミ・ダニは13℃~15℃以上で活動します。冬でも暖かい室内で飼育している場合は、注意が必要です。当動物病院でもノミ・ダニ予防は一年中受け付けております。

マダニが犬や猫を死亡させることもありますか?

マダニが媒介する感染症には、死の危険がある病気もあります。犬猫だけでなく人間にも感染する危険性もあります。

室内飼いの猫にもノミ・ダニ予防は必要ですか?

完全室内飼いの猫にもノミ・ダニ予防は必要です。特に暖かい室内では一年中ノミ・ダニが生息できます。

市販のノミ・ダニ駆除薬を使っても大丈夫ですか?

ノミ・ダニ駆除薬は動物病院で処方してもらいましょう。犬猫の体重や体調などに合わせて投薬する必要があります。市販や通販のお薬では効果が期待できません。

ノミ・ダニ予防薬に副作用はありますか?

まれに嘔吐や下痢、食欲不振などの副作用が現れます。当院では副作用の少ないお薬のみを取扱っております。

ノミ・ダニの予防時期はいつですか?

フィラリア予防と同じく、毎年4月~12月にノミ・ダニ予防をおすすめしています。ノミ・ダニとフィラリアを一度に予防できるオールインワンタイプの予防薬も取り扱っております。

横浜市でノミ・ダニ予防なら、動物病院オーシャンズペットケアセンターをご利用ください。

下記フリーダイアルにて「ノミ・ダニ予防を受けたい」とお伝えいただければスムーズにご予約ができます。お気軽にご連絡ください。

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