犬猫のマイクロチップ
2012年に動物愛護管理法が改正され「マイクロチップの装着」「飼い主の登録」が義務化されました。盗難防止や迷子対策になるマイクロチップですが、愛犬・愛猫に装着するメリット・デメリットなどをご紹介します。
マイクロチップとは?
マイクロチップとは、犬や猫の飼い主を証明するための電子標識器具です。大きさは、太さ1~2mm/長さ8~13mmと小さくカプセル状の形をしているため、注射器で埋め込み可能です。特別な手術は必要ありません。
犬猫に装着したマイクロチップには、国や動物種・個体番号などが組み合わされた15桁の個体識別番号が記録されます。この個体識別番号は、専用のマイクロチップリーダー(読み取り機)を使って、簡単に読み取ることができます。
マイクロチップ読み取り機は、全国の動物保護センターや保健所、動物病院などに置かれており、AIPO「動物ID情報データベースシステム」で照会することが可能です。
マイクロチップを装着するとできること
①ペットの迷子対策になります
愛するペットが「迷子になってしまった…」「災害により行方不明になってしまった…」などの場合に、保護先でマイクロチップのデータを読み取ることで、簡単に飼い主様を探し出すことが可能になります。
特に災害時は、普段なら絶対にそばを離れないペットでもパニックになって脱走してしまうケースが少なくはありません。飼い主が見つからずマイクロチップの登録もない迷子犬・迷子猫は殺処分を免れません。
②盗難防止に役立ちます
ペットの盗難や連れ去り事件は少なくありません。万が一、愛するペットが盗難にあってしまった場合にマイクロチップを装着していれば、飼い主が自分であることを証明できます。首輪や鑑札等は外されてしまっていたとしても、マイクロチップは簡単に取り外せるものではありません。ペットと離れ離れになってしまうという万が一の事態に備えるための一つの手段として、マイクロチップは非常に有効です。
③ペットと飛行機に乗ることができます
ヨーロッパの主な国やアジアの先進諸国、オーストラリアやニュージーランドなどの多くの国では、ペットと共に渡航する際にはマイクロチップの装着が義務付けられています。世界各国でペット人口が高まっている今、マイクロチップは『ペットのパスポート』として広く普及しています。
マイクロチップ装着の流れ
マイクロチップの埋め込みは、皮下注射による簡単な処置です。麻酔や特別な手術の必要はなく、当日中に処置が完了します。一度埋め込んだマイクロチップは交換の必要がなく一生涯有効です。
- 受付
- カウンセリング
- マイクロチップ装着
- 読み取り確認
- カウンセリング
- ご帰宅
最後にAIPO「動物ID情報データベースシステム」へデータを登録します。(当院が代行いたします)
マイクロチップの装着から2~3週間程でデータベースにペットの情報が登録され、全国どこからでも照会できるようになります。
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